コンテンツ

こんにちは、サンデーです。

検索エンジンで上位表示するには、質の高いコンテンツを作ることが必要です。

質の高いコンテンツ作って上位表示を目指す手法をコンテンツSEOといいます。

コンテンツSEOはよく聞く言葉だけど「いまいちピンとこない」という人もいるんじゃないでしょうか。

自作自演でリンクを張るブラックハットと違い、ホワイトハットで自然なリンクを獲得していくのですが、やみくもにコンテンツを作ればいいわけではありません。

コンテンツSEOをアフィリエイトにどう活かせばいいのか、その仕組みを理解しておきましょう。

初心者がよくやる失敗例をあげながら、コンテンツSEOをやさしく解説しますね。

コンテンツSEOの事例とその効果

コンテンツSEOとは、コンテンツを利用して上位表示を目指す手法で、今では大手の企業も多く取り入れています。

企業のサイトを見ると、「コラム」のようなコーナーをたくさん更新しているサイトを見かけたりしませんか?

たとえば寝具メーカーが「何時間寝るのがベスト?翌朝に疲れを残さない理想の睡眠時間とは?」みたいな記事をアップしていたりとか。

こういった読み物的なコンテンツを作っている企業は多いです。

これがまさにコンテンツSEOの一種です。

こういうコンテンツを作ることで、次のような効果が得られます。

記事にリンクが張られたり、シェアされるようになる

外部のサイトからリンクを張られたら、サイトや記事の評価が高まります。

しかし、一般的にアフィリエイトサイトは売り込み臭が強いので、めったに自然なリンクをもらえません。

そこで自作自演でリンクを張るブラックハットに頼るわけですが、自作自演はどうしてもペナルティのリスクが出てきます。

なので、商品を売りこむ記事とは別に、読者の役に立つだけの記事を用意しておくんです。

「読者の役に立つだけの記事」ならリンクをもらえやすいですし、SNSでもシェアされやすいです。

アフィリエイトサイトであっても、「読者の役に立つだけの記事」を作っておけば、自然なリンクがもらえるようになります。

商品をよく知らない層に訴求できる

コンテンツSEOを使えば、商品をよく知らない層にも訴求ができます。

たとえばFXの比較サイトには、「FXを始めたい人」が集まってきますよね。

しかし、世の中には「FXを知らないけど、収入を増やしたい人」もいるわけです。

そこでサイトの中に「今の収入を1万円増やす方法」といった記事を作っておきます。

その記事で「収入を増やすにはFXという方法もあるよ」と教えてあげれば、これまでFXを知らない人も興味を持ち始めます。

つまり、商品を知らない人向けのコンテンツを用意することで、幅広い読者を見込み客に変えることができるわけです。

ファンができてリピート率が上がる

記事を頻繁に更新していくと、記事を読みたい固定のファンがつくようになります。

固定ファンは何度もリピートしてくれるので、サイトのリピート率が上がります。

リピート率はGoogleも重要視している指標です。

リピート率が上がればSEO的にも良い効果が表れます。

また、ファンはSNSでシェアするなど積極的に拡散してくれるので、新たなファンが獲得できたりと良い循環が生まれるようになります。

初心者がよくやるコンテンツSEOの失敗例

「質の高いコンテンツを作れ」というのはここ数年しょっちゅう言われていることなので、「そんなのとっくにやってるよ!」という人も多いでしょう。

しかし、「いくら良いコンテンツを作っても売上に結びつかない」という人もいるんじゃないでしょうか。

では、なぜ売上に結びつかないのでしょう?

初心者がよくやる失敗例としては、コンテンツのページと売り込みのページを一緒にしているケースがよくあります。

たとえば転職のサイトを作ったとして、「給料やボーナスを上げる方法」という記事の中で「転職サイトへ登録しましょう」と促しているケースです。

なぜ、「給料を上げる=転職する」になってしまってるのでしょう?

給料を上げる方法は転職だけではありません。資格をとったり副業したりと、いろいろな方法があります。

なのに、「給料を上げる方法」は「転職サイトへの登録」であると、最初の段階で決めつけてしまってるんですね。

これは、1記事で完結させてしまってるから起こる失敗です。

上達すれば1記事で完結させるのも可能ではあるんですが、かなりのライティングテクニックがいります。

初心者のうちは、情報(コンテンツページ)と売り込み(セルページ)は分けた方がいいです。

「情報」と「売り込み」を分けておくことで、読者の信頼が生まれます。

そうすれば、売り込み臭のない自然な流れがサイト内で出来上がりますよ。

コンテンツ(情報)とセル(売り込み)を分けるのがコツ

コンテンツSEOのコツは、コンテンツページ(情報)セルページ(売り込み)を分けることです。

先ほどの例でいうと、「給料やボーナスを上げる方法」という記事の中では転職サイトを売り込まず、転職という選択肢があることだけを教えてあげるんですね。これがコンテンツページになります。

それとは別に「給料アップするために登録すべき転職サイトはコレだ」みたいな記事を作っておきます。

これがセルページ(キラーページともいう)になるんですが、ここではしっかりとレビューをして商品を売りこみます。

そして、コンテンツページからリンクを張って、セルページへ誘導してあげるんです。

コンテンツページとセルページ

回りくどい気がしますが、最初に売り込まないことは大事です。

読者は売り込みを嫌うので、いきなり売り込みから入るとその先は読まれません。

逆に、売り込みのない情報だけのページは評価が高まります。

コンテンツページには「役立つ情報」しか載ってないので、リンクをもらえたりSNSでシェアされたりと、純粋なSEOの効果が得られます。

すると、サイトのドメイン自体が評価されるようになり、サイト全体の評価が高まっていきます。

いわゆるドメインパワーが上がるというやつです。

ドメインパワーが上がればセルページの評価も上がるので、上位表示されたキーワードから直接セルページに訪れる読者も増えてきます。

たとえば「転職サイト 登録」で検索するような「今すぐ客」を拾えるようになるんですね。

ドメインパワーが上がる

セルページに直接入ってくる読者はすぐに登録したい「今すぐ客」なので、これらを拾えれば売上が一気に上がります。

これが、コンテンツSEOで売上が上がっていく仕組みです。

【まとめ】コンテンツSEOの流れ

コンテンツSEOの流れをまとめると、次のような感じです。

コンテンツページの評価を上げる
  ↓
ドメイン全体の評価が上がる
  ↓
セルページの評価が上がるようになる

初心者の人はコンテンツページとセルページを一緒にせず、分けてみましょう。

このコンテンツSEOによるサイト構築法は、↓こちらの「ずらしテーマの収益化法」という僕のnoteでも詳しく解説しています。

これができればライバルのいないブルーオーシャンから集客ができるので、ぜひマスターしてみてください。

コンテンツ(情報)とセル(売り込み)の違いを意識して、検索エンジンに評価されるサイトを目指してくださいね。