こんにちは、サンデーです。
アフィリエイトは「ほったらかしで稼げる」「不労所得になる」というイメージがありますよね。
実際、こういう謳い文句をよく見ますし。
「ほったらかしでも収入になる!」
「ネット上に自動販売機を持ってるのと同じ!」
「サイトは資産になる!」
ま、僕も一部で使ってる謳い文句はありますが・・・
これらは「半分は合ってるけど半分は間違い」です。
僕は専業アフィリエイターになって7年目ですが、決して働いてないわけではありません。
毎日作業してるし、サラリーマンと同じぐらいの時間は労働しています。
かといって「毎日作業しないと食べていけない」というわけではなく、ほったらかしで稼げる部分も確かにあります。
「アフィリエイトは不労所得だけど、不労所得ではない」「でも不労所得になる部分もある」という感じです。
このニュアンスを表現するのが難しいんですけどね(笑)。
「アフィリエイトで不労所得を得たい」と思ってる人や、「不労所得なんて幻想だ」と考えてる人もいるのではないでしょうか。
そこで専業アフィリエイターである僕が、「アフィリエイトは不労所得なのか?」という疑問について、現実をお話します。
実はアフィリエイターはかなり働いている
ツイッター見ると、専業アフィリエイターの中にはしょっちゅう飲み会をしてる人もいます(さすがに一時期よりは減りましたが…)。
なので「アフィリエイターは暇そう」とうらやましく思ってる人もいるかもしれません。
でも多くのアフィリエイターは、毎日かなりの時間を作業に費やしています。
僕も1日7時間、週5日ぐらいは仕事をしています。
「週休2日の実働7時間」って、サラリーマンとほとんど変わりませんね(笑)。
ま、通勤時間がないので、サラリーマンより自由時間は多いですけど。
専業アフィリエイターはどんな生活をしているのか、僕の1日のスケジュールを公開します。専業アフィリエイターにはメリットもあればデメリットもあります。向き・不向きもあるので、専業を目指している人は自分が向いているか、向いてないのかを冷静に判断してみましょう。
このペースは、開業した1年目からほとんど変わってません。
「そんなに毎日やることあるの?」って思うかもしれませんが、毎日やることはたくさんあるんですよ。
第一に記事を書くこと。これはもう息をするようにしないといけません。
しかも検索で上位をとるなら、ただ書くだけではダメ。
それなりに取材をして、構成を考えた上で読者の望む結論を出さないといけないので、1記事書くだけでもかなり時間はかかります。
もちろんキーワード選定やライバルチェックは必須。
思うように順位が上がらないときは、アクセス解析をして原因を調べます。
ライバルが自分より質の高い記事を書いてるなら、さらに上を行くべくリライトや修正を繰り返します。
それでもGoogleのアップデートで落とされることはありますからね。
そうなるとサイトを全面リニューアルしたり、さらに時間を費やすことになります。
記事を書く以外にも、やることはたくさんあります。
- 売上チェック
- 商品のリサーチ
- ASPとの交渉
- 読者からの問い合わせ対応
- SNS運営
- 知識の習得(読書)
- 税金等の事務処理
こんなふうにアフィリエイターって、一人で何役もこなさなくちゃいけないんです。
一人でWEB会社のすべてをやってるようなものですね。
アフィリエイトはWEBデザイナーが有利なわけではありません。アフィリエイターとWEBデザイナーの仕事範囲は全く違うので、これまでWEBに携わっていなかった人でも成功できたりします。それぞれがやっている仕事の違いを説明します。
僕は10個ほどサイトを持ってますが、正直なところ一人では今のサイト数で限界です。
これ以上サイトを増やしたら手が回らないので、当面新しいサイトを作る予定はありません。
毎日、かなりの仕事量をこなしてるのが分かっていただけるでしょうか。
完全放置で稼ぐのは無理なのか?
アフィリエイトサイトは「作ったら終わり」ではありません。
ほったらかしで稼げるサイトでも、2年・3年と時間がたつと内容が古くなってきます。
そしてそれを放置していると、じわじわとアクセスが落ちてきます。
なので定期的なメンテナンスは必須です。
「外注化してしまえば、何もしなくて済むんじゃないの?」と考えるかもしれませんが、外注するにしても外注さんへの指示出しはいります。
すべて任せっきりでは、質の悪い記事が増えていくだけですからね。
そしてこの「的確な指示出し」こそが、外注化で時間のかかる部分だったりするのです。
アフィリエイトで外注を使うメリットと、初心者が外注化をしても失敗する理由をお話します。いきなり外注化をしてもほぼ100%失敗します。キーワードだけ伝えてライター任せにしても良い記事は生まれません。まずは自分だけで稼げるようになることが大前提です。
ここまで言うと「アフィリエイトって全然不労所得じゃないじゃん!」って感じるかもしれません。
でも、完全ではないけど不労所得に近いものはできます。
たとえば月5~10万円をほったらかしで稼ぐサイトぐらいは、わりと簡単に作れます。
これは↓こちらのnoteで詳しく書いてますが、僕もこのような自動収入になるサイトは複数持ってます。
初心者にとって取り組みやすいアフィリエイトの1つが「商標サイト」です。 すでに商品を知っている見込み客にアプローチするため、アフィリエイトを始めたばかりの人でもわりと簡単に報酬を得ることができます。 とはいえ商標サイトは昔ほどは稼げません。Googleのアップデートで落とされがちだし、そのため短命なのも事実。 そこで、アフィリエイターが作りがちな商標サイトではなく、長期間ほったらかしでも生き続ける、価値ある商標サイトの作り方を教えます。 具体的には、30記事で月5~10万を5年稼ぎ続けてくれる商標サイトを作る手法です。 こういうサイトを3~4個持っておけば、毎月20万
ただ、それでも定期的なメンテナンスはいりますけどね。
不労所得といえば不動産所得が有名ですが、大家さんだってそれなりに雑務はありますから。それと同じです。
とはいえ、毎月5~10万が「ほぼ」働かずに入ってくるというのは、すごいことではないでしょうか。
それにアフィリエイトは、会社のように時間を縛られることはありません。スケジュールはすべて自分で決められます。
これって人生においてかなりのメリットですよ。
これが「アフィリエイトは不労所得」という話の実際のところだと思います。
「アフィリエイトは不労所得」というのは「半分正解で半分間違い」なんですね。
「サイトは資産になる」も半分間違い
「アフィリエイトは不労所得」と同じように、「サイトは資産になる」ともよく言われます。
サイトを持ってると、チャリンチャリンと自動販売機のように収入が入ることの例えです。
これも半分正解だけど、半分は間違いです。
5年ほどのスパンで考えると、サイトは資産になります。なので、あながち間違ってはいません。
でも10年、20年のスパンで考えると、さすがに「資産」とは呼べないんですね。
稼げていたサイトがGoogleのアップデートで一瞬で圏外に吹き飛ぶこともありますし。
それに10年、20年と続いてるWEBサービスなんて、ほとんどないでしょ。
「mixi」「モバゲー」「2ちゃんねる」など時代を席捲したサービスも、10年も経てば廃れていったじゃないですか。
WEBの世界で10年以上サービスを続けることが、そもそも奇跡なわけです。
とはいえ、本人が10年・20年と生き残ることはできます。
たとえば2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は、むしろ今の方が活躍してますよね(笑)。
大事なのは、時代に合わせてスキルや経験を積み上げていくこと。
長期的に見ればサイトやサービスは資産にならないけど、自分のスキルや経験は資産になるわけです。
そのためには、サイトがほったらかしで稼いでくれてる間に、「次の不労所得」を作っておくのが大事ですね。
いつサイトが飛ぶか分からないので、次の一手を作っておきましょう。
アフィリエイターの寿命は2年と言われています。確かにアフィリエイト業界は変化の早い世界だけに、2年たつと消えていく人も多いです。消えていく人にはどんな特徴があるのか?5年後・10年後も生き残るための戦略をお話します。
ここまでの話をまとめると、アフィリエイターの不労所得は「歩みを止めない」ことで成り立ってると言えます。
「働かないために働き続けてる」という感じ。ややこしい(笑)。
「アフィリエイトは不労所得だけど、不労所得ではない」という意味がお分かりいただけたでしょうか?
専業アフィリエイターに甘い夢を抱いてる人もいると思うので、ちょっと厳しい現実も見せておきました。
アフィリエイトで成功したからといって、働かなくていいわけではないんです。
ま、そうはいっても僕はサラリーマンより専業アフィリエイターの生活の方が、性に合ってますけどね~。