こんにちは、サンデーです。
僕は前職ではWEBデザイナーをやっていました。
ま、WEBデザイナーといってもチラシやポスターの作成(DTP)がメインで、WEBは全体の業務の2~3割だったんですけどね。
読者さんの中には「アフィリエイトをするにはWEBデザイナーの勉強をしなくちゃいけない」と勘違いしている人も多いようで、よくこんな質問をもらいます。
「サンデーさんはWEBデザイナーをしていたからアフィリエイトでも成功されたんじゃないですか?」
いやいやいや。そんなことはないですよ~!
WEBの知識ゼロからでもアフィリエイトで成功している方はたくさんいます。
確かに僕はHTMLやCSSを知っているから、多少有利な面はありました。
でも、有利なのはほんのちょっとだけです。WEBデザイナーだから成功したわけではありません。
だってWEBデザイナーとアフィリエターって、やっていることが全く別物ですから。
実はWEBデザイナーって、アフィリエイターが手がける仕事のほんの一部しかやってないんですね。
WEBデザイナーの仕事範囲はとても狭い
WEBデザイナーは「サイトをデザインする人」です。
サイトの「見た目」を作る人であって、「中身」を作る人ではありません。
実際に「中身」(記事)を書くのは、クライアント側の人間や営業・制作部署の人たちの場合がほとんどです。
僕が以前勤めていた会社の場合、記事を書くのは営業の人たちで、僕が文章を書くことは一度もありませんでした。
極端な話、WEBデザイナーは送られてきた文章を流し込んで、見た目を整えてあげればOKなんですよ。
アクセスが少なかろうが、売上がなかろうが、ほとんど責任を問われません(あくまで僕の会社の場合ですけど)。
だから、SEOや集客に関しては素人同然なんですね。
SEOや集客はもっと上位の「企画」や「マーケティング」といった部署で決められています。
といっても、中小企業では「企画」や「マーケティング」の部署でWEBの戦略がきちんと練られている会社は少ないです。
だいたいは企画部署でざっくりと商品全体のプロモーションが練られる感じじゃないでしょうか。
そしてWEBデザイナーの上位職種であるWEBディレクターやWEBプロデューサーが、実際のサイト設計やSEOなどを考えていきます。
WEBディレクターとは制作の進行管理をする人で、WEBプロデューサーとはサイトの全体設計をする人です。
ただ、これも中小企業では他部署が兼務していたり、WEBに詳しくない人がやっていたりします。
これら上位職種の区分は企業によってあやふやで、WEBプロデューサーと企画・マーケティングの人たちが集まってサイト全体の設計を決めていたりもします。
こうやって全体で見ると、WEBデザイナーの仕事なんてサイト制作の中のほんのちょっとにすぎないのが分かるでしょう!
専門学校の「WEBデザイナー養成講座」とかで学ぶのも、この範囲内のみです。
だから、アフィリエイトをするためにわざわざWEBの専門学校へ通う必要もありません。
たまに「アフィリエイトのためにWEBデザイナーの勉強をした方がいいですか?」という質問もいただきますが、答えは「全く必要ない!」です。
これらを全部1人でやるのがアフィリエイター
では、アフィリエイターはこれらの仕事のどこを担うのかというと・・・
全部やる(笑)。
はい。アフィリエイトはサイト設計、集客、SEO、記事作成、デザインと、何から何まで全部やらないといけないんです。
アフィリエイトは収益になるサイトを作るのが目的なので、デザインの仕事だけやっていては全く収入になりません。
それよりもサイト設計や記事作成の方が重要です。
デザインならツールや外注を使えば、自分でやらなくても済みますから。
アフィリエイターって実は、1人でものすごく広い範囲の仕事をこなしているんですね!
図を見比べてもらえば分かるように、WEBデザイナーとアフィリエイターの仕事範囲は全く逆です。
だから、WEBデザイナーだからといって有利なわけではありません。
むしろ「サイトはDreamWeaverで作らないといけない!」といったような固定観念が足かせになったぐらいでした(笑)。
僕がアフィリエイトで成功したのは、WEBデザイナーだったからではないんです。
WEBデザイナー以外の部分を勉強したからなんですね。
アフィリエイターの実力は企業のWEB担当者以上
今から思うと、僕が会社でやっていた仕事なんて本当に小さいものだったなぁと感じます。
アフィリエイトでは何から何まで1人でやらないといけないんで、ビジネスとしてやれば企業のWEB担当者なんかをはるかに超えた実力が身に着きます。
僕も会社に勤めていたころと比べると、知識やスキルが格段に上がっていますしね。
こう聞くと「アフィリエイトって難しそう」と思われるかもしれませんが、実際は企業のWEB担当者が不勉強なだけだったりもします(僕だけ?!)。
企業では担当が分かれているので、自分の業務以外の知識を学べないんですね。
もちろん学ぼうと思えば学べますが、売上が発生しても給料は変わらないからモチベーションが上がらないのです(笑)。
おそらく企業のWEB担当者がアフィリエイトを始めても、すぐに成果は出ないでしょう。
それほど企業で得るスキルは大したことないってことです。
ずっとWEBの仕事をやっていた僕でも、アフィリエイトを始めた最初の2年間は「稼げない~」と苦しみましたから。
だから、アフィリエイトを始めるときのスタートラインは誰でも一緒なんだと思います。
僕だって最初は無料ブログを作ることから始めた超初心者でした。
今まで会社でやってきたことは何だったんだろうって思うぐらいに。
WEBの仕事に携わっていようがいまいが、アフィリエイトに有利・不利はないんです。
始めるからには、誰もが同じように勉強をしていかないといけません。
成功するかしないかは、今までの経歴とは関係ありませんよ。
必要なのはコツコツ学んでいく地道な姿勢だと思います。
「WEBの仕事に携わっていようがいまいが、アフィリエイトに有利・不利はないんです。」というこお言葉おいただき励みになりました。(笑)、成功するか否かは、今までの経歴とは関係ないといわれていますが、地道にコツコツと学んでいくことですか!応援して帰ります。
アフィリエイトで成功するかは、今までの経歴とはそんなに関係ないと思います。
コツコツやっていけるかどうか、本人次第の面が強いんじゃないでしょうか。
応援ありがとうございます!
Sundyさん、こんにちは!
ikuraと申します。
Webデザイナーのお仕事の範囲が
図解入りでとてもよくわかりました。
そして
アフィリエイターの仕事の範囲や、
大事な点も。
奥が深いです。
私も、毎日コツコツを心がけます(‘◇’)ゞ
応援していきます。
ikuraさん、こんにちは。
WEBデザイナーの仕事の範囲って、アフィリエイターとは全く逆だったりするんですよね。
むしろアフィリエイターはWEBデザイナーを使う立場になるんじゃないかと思います。
応援ありがとうございます!
はじめまして!大変ためになる記事でした!
web系の会社で事務、総務として働いています。私の周りでもアフィリエイトの話題はよく上がるんですよね。私もはじめてみましたが以外と難しいですね。
webデザイナーさんのお仕事についてですが今は昔に比べてマルチな知識が必要になっている気がします。webデザインだけというデザイナーさんは減ってきている気がしますよ。うちの人たちはデザイン、コーディング、打ち合わせ、企画、ライティングまでいろいろやっていますし。
webデザインの知識は必要ないとSundayさんは言われていますが、Webデザインの良さはこのサイトのいたるところに散りばめられていると思います。それもSundayさんのデザインの経歴がそうさせているのでは?と思うこともあります。私のような素人だとどこをどうしたらいいかという根本的な部分も理論的に説明できないですから。
ワードプレスのテンプレートを使っていても機能を追加するたびに汚くなってしまいますし、ノンデザイナーのアフィリエイト仲間がみんな同じ愚痴を言っていたのを覚えています(笑。ですからwebデザインの知識が全く必要ないとは思いませんでした。
でもそれ以外の部分は大変参考になりました。これからもブログの更新楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
確かに今では、Webデザイナーはデザインだけをやっていてはダメで、SEOやライティングなど幅広い知識が必要になっていますよね。
そういう意味では業務の垣根はなくなってきていると思います。
僕はわりと不真面目なデザイナーだったので、アフィリエイトをやり始めて手掛ける範囲の広さに驚いた次第です。
「Webデザイナーよりやってること多いやん!」って(笑)。
この記事ではわりと極端に「デザインの知識は必要ない」と書いてますが、デザインは自分の強みになっているとは思います。
今までやっていたことを活かせているので、それはそれでありがたいですね。
ただ、スマホのシンプルなデザインが主流になってきたので、昔ほどはデザインの重要度がなくなってきたのかな、とは感じます。
記事が参考になったようでよかったです。^^