ユーチューバー・アフィリエイターは住宅ローンを組めるのか?

こんにちは、サンデーです。

ユーチューバーやアフィリエイターの中には、マイホーム購入を検討している人もいるでしょう。

それなりに収入も増えたし、家を買っておきたい。でも、「自分は住宅ローンを組めるのか?」と疑問にぶつかる人が多いのではないでしょうか。

自営業だと住宅ローンの審査は厳しいというし、ユーチューバーやアフィリエイターは社会的信用も低いですもんね。

結論からいうと、ユーチューバーやアフィリエイターでも住宅ローンは組めます。

僕は専業アフィリエイターとして約10年、ユーチューバーとして約5年活動していますが、住宅ローンの審査は問題なく通りました。

そしてマンションを購入し、念願のマイホームで快適に暮らしています。

とはいえ、自営業で収入が不安定だと審査が通りにくいのは事実です。

審査を通すためには「どうすれば通りやすいか」を知っておき、事前準備しておくことがとても大切です。

そこで、ユーチューバーやアフィリエイターはどうすれば住宅ローン審査に通るかを、僕の実体験を踏まえながらお話します。

これから家を買おうと検討している人は、ぜひ参考にしてください。

なぜ住宅ローン審査で不利になるのか?

住宅ローン審査

ユーチューバー・アフィリエイターは住宅ローン審査では不利です。

しかしこれは「ユーチューバーだから」「アフィリエイターだから」ではなく、「自営業だから」「個人事業主だから」という理由が実際のところです。

住宅ローンは最長35年の超長期契約です。そのため銀行は「35年間、毎月返してくれるか?」を見ています。

毎月決まった給料が入ってくる会社員や公務員と比べ、自営業・個人事業主・フリーランスは収入が不安定です。

そのため、どうしても銀行の審査は厳しくなってしまいます。

個人事業主がローンを申し込む際、1つの目安となるのが「年収(所得)300万円以上」です。

注意すべきは、売上ではなく経費を引いた「所得」である点です。

節税しすぎて確定申告書の所得が200万円台になっていると、それだけで審査対象外になる可能性があります。

この「所得300万円」を3期連続でキープしておくことが、住宅ローン審査ではポイントです。

自分が審査に通るか不安な人は、住宅ローン一括比較サービスのモゲチェックで調べてみるといいでしょう。

所得や条件を入力すれば、審査に通る確率や借りられそうな銀行を提案してくれますよ。

僕が審査に通ったときのスペックと物件情報

不動産購入

それでは僕が審査に通ったときの年収や、物件の情報をお見せします。

住宅ローンの審査基準は当然ながら「人それぞれ」です。僕と同じスペックだからといって100%同じ結果になるとは限りません。

ですが、一つの「合格ラインの目安」として、僕が実際に審査を通したときのリアルな状況をすべて公開します。

ちなみに僕は三菱UFJ銀行、りそな銀行、住信SBIネット銀行の3行に事前審査を申し込み、結果はすべて「満額承認(通過)」でした。

社会的信用が低いとされるアフィリエイターでも、メガバンクや大手ネット銀行でローンを組むのは十分に可能でした。

では、具体的にどのような条件で審査に挑んだのか、「物件」「ローン」「個人情報」の3つに分けて解説します。

購入した物件の詳細

まずは、僕が購入したマイホームの物件情報です。

購入した物件情報

  • 購入時期:2024年
  • 物件種別:築20年の中古マンション
  • 物件価格:4,200万円

購入したのは2024年春。コロナ禍が終わり、インフレと物価上昇で物件価格もどんどん値上がりしている頃でした。

築20年の中古で4,200万円は「高いなぁ」と思ったのですが、駅近で利便性は抜群だったのでここに決めました。

ローンの審査ではこの「駅近で資産価値が高い物件」を選んだ点が功を奏しました。

住宅ローンの審査では、個人の信用だけでなく「物件そのものの価値(担保価値)」も厳しく見られます。

万が一、購入者がローンを返せなくなったとき、銀行はその家を売却して資金を回収しなければならないからです。

そしてこの物件は駅から近く「需要が落ちにくいエリア」だったので、銀行側のリスクを下げることにつながり、プラスに働いたんだと思います。

適用されたローン条件

続いて、実際に組めたローンの具体的な数字です。

適用されたローンの条件

  • 頭金:1,500万円
  • 借入金額:2,700万円
  • 返済期間:30年(完済時年齢:80歳)
  • 適用金利:変動金利 0.27%
  • 毎月返済額:約78,000円

住宅ローンの金利には「優遇幅」があり、人によってこの幅が異なります。

きっちり返済してくれそうな人には低い金利が適用され、リスクが高そうな人には高い金利が適用されます。

当時はまだ日銀がマイナス金利政策を取っていた時期で、ただでさえ低金利だったのですが、その中でも僕は「0.27%」という最優遇金利がつきました。

ここでのポイントは「物件価格の3割以上(1,500万円)の頭金を入れたこと」です。

これにより、4,200万円の物件に対して借入額を2,700万円まで圧縮しました。

融資額が減れば、当然銀行の審査ハードルはガクッと下がります。

最近はフルローンで借りる人が多いですが、ユーチューバーやアフィリエイターはできるだけ頭金は入れた方がいいと思います。毎月の返済額もラクになりますしね。

ちなみにこの記事を執筆している2026年現在、住宅ローン金利は1%まで上がりました。

変動金利だとこの金利上昇リスクも頭に入れておかないといけません。

そして何もしないままだと完済できるのは80歳になります(一般的に住宅ローンは35年ですが、僕は高齢なので30年しか借りれませんでした…)。

年金生活に入ったときにローンが残らないよう、繰り上げ返済もしないといけないですね。。

提出した年収など個人情報

最後に、僕が銀行に提出した「個人(事業)の情報」です。

ここが一番気になる方が多いのではないでしょうか。

個人(事業)の情報

  • 職業:自営業(事業内容は「Web制作・Webマーケティング」)
  • 事業年数:10年
  • 年収(所得):直近3年間、約600~700万円で安定

※ここで言う年収とは、売上ではなく経費を差し引いた「所得」のことです。

ここで僕がとった最大の戦略は、「あえてユーチューバーやアフィリエイターとは名乗らなかった」という点です。

嘘をついたわけではありません。確定申告書や開業届の職業欄には、もっと一般的で銀行員にもビジネスモデルが伝わりやすい「Web制作・Webマーケティング業」として提出しました。

実際のところ不動産屋で仕事内容を聞かれることもなかったですし、家探し中に「ユーチューバー」「アフィリエイター」と名乗る機会は一切ありませんでした。

だから「社会的信用」という面はそれほど気にしなくてもいいと感じました。

それよりも自営業・フリーランスとして、不安定な収入をどう見せるかの方が大事ではないでしょうか。

収入については、審査に申し込むタイミングが非常に大事だと思います。

僕の場合「直近3年間の所得が600~700万円できれいに横ばい(安定)していた時期」を狙って申し込みました。

その後、ありがたいことにYouTubeで急激に所得が増えたのですが、銀行が好むのは「急激な右肩上がり」よりも「一貫した安定」です。

自営業・個人事業主が住宅ローンを申し込む場合、直近3年間の確定申告書を提出します。

よってこの3年間が安定しているほど審査には通りやすいと思います。

その他、当然ながら以下の「マイナス要素」は一切ない状態で審査に臨んでいます。

他の借入や延滞など

  • 他の借入:なし(車のローンやリボ払いなどもゼロ)
  • 過去の延滞:なし(クレカ、スマホ代、税金、すべて遅延・滞納歴なし)

実は僕は確定申告書を提出した3年間より前には、所得が300万円以下の年がありました。

コロナ禍で旅行系のサイトがまったく成約しなくなり、急激に収入が落ち込んだんですね。

自営業だとこういう収入減がつきものですが、住宅ローンではこういう収入減の年を省くのがミソになります。

審査通過のためにやっておきたいこと

住宅ローン審査

ユーチューバーやアフィリエイターが住宅ローン審査を突破するには、会社員とは異なる「個人事業主ならではの戦略」が不可欠です。

銀行が重要視するポイント踏まえて、事前に次の4つの対策をしておくことをおすすめします。

節税を控えて3期分の黒字を作る

自営業・個人事業主は普段から経費を多く計上し、節税を心がけている人が多いと思います。

しかし銀行が住宅ローンで厳しくチェックするのは直近3期分の確定申告書です。

税金を減らすために所得(利益)を低く抑えてしまうと、どれだけ売上があっても銀行には「返済能力がない」とみなされてしまいます。

家を買うと決めたら、最低でも3年間(少なくとも購入前年の1年間)はあえて節税を控え、銀行に見せるための「十分な所得(黒字)」を作るようにしましょう。

職業はユーチューバー・アフィリエイターとは書かない

住宅購入やローンの申し込みの書類には必ず「職業欄」があります。

ここにわざわざ「ユーチューバー」や「アフィリエイター」と記入する必要はありません。

「ユーチューバー」「アフィリエイター」だと、どうしても「一発屋」「不安定」というネガティブな印象を持たれてしまうからです。

職業は「自営業」。職務内容には「Web制作業」「Webマーケティング業」「広告業」と記載するのがいいでしょう。

これなら銀行側に一般的なITビジネスとして正しく理解されやすくなります。

開業届や確定申告書にも職業欄がありますので、同様に記載してください。

頭金を多めに用意する

借入金額が大きくなるほど、銀行が抱えるリスクが増すため審査は厳しくなります。

そのため、まとまった頭金(自己資金)を投入することは非常に有効です。

物件価格の2割〜3割以上の頭金を入れることができれば、融資額そのものを大幅に減らせます。

「自己資金をこれだけ貯められる計画性のある人だ」という強力な信用証明にもなるため、審査のハードルを下げる最大の要因になります。

信用情報をクリーンにする

住宅ローンを借りる際、銀行は個人の信用履歴(クレジットヒストリー)を調査します。

個人事業主の審査では、個人の「お金に対する誠実さ」が会社員以上にシビアに見られます。

自動車ローンやカードのリボ払いなどは、審査前にすべて一括返済して「借入ゼロ」の状態にしておくのが理想です。

税金や社会保険料の期日通りの納付はもちろん、あらゆる支払いを完全クリーンに保っておくようにしましょう。

ユーチューバー・アフィリエイターでも家は買える

家を買う

ここまで見てきたように、ユーチューバーやアフィリエイターでも住宅ローンの審査に通るのは可能です。

社会から冷たい目で見られることも多い職業ですが、夢のマイホームを手に入れることはできるのです。

そのためには事前の準備が何より大切です。

僕の場合は「資産価値の高い物件」「黒字の決算」「多めの頭金」といった準備ができたから、審査に通ることができました。

「家を買いたい」と思ったら、まずは自分が審査に通るか調べてみるのがいいでしょう。

モゲチェックを使えば審査に通りそうな銀行を見つけられるので、家探しの第一歩として無料診断してみてください。

モゲチェック

これまでユーチューバー・アフィリエイターとして頑張ってきた人なら、きっと夢も叶うはずです。

ぜひ優遇金利を勝ち取って、夢のマイホームを手にしてくださいね。