マイナーな商品

こんにちは、サンデーです。

アフィリエイトの商品やプログラムを選ぶとき、つい有名なプログラムばかり選んでいませんか?

「テレビでバンバンCMやってる商品だから売れるだろう」

「誰もが知ってるメジャーな会社のサービスだから売れるはず」

こんな気持ちで選んでいる人は多いのでは?

確かに有名商品やメジャーな会社のサービスなら、普通に販売すれば売れていくでしょう。

なので、アフィリエイトで紹介しても同じように売れていくと思いがちです。

しかし実は逆で、あまり知られていないマイナーな商品の方が、アフィリエイトでは売れやすいんです。

「アフィリエイトする商品はマイナーなものから選んだ方がいい」という話をします。

マイナーな商品が売れやすい理由

アフィリエイトを始めたばかりの頃は、ついメジャーな商品プログラムばかり紹介したくなります。

市場占有率の高い、「□□いえば○○」というようなプログラムですね。

例えば「海外旅行といえばHIS」とか「フリマアプリといえばメルカリ」とか。

でも、有名だから売れるかというと、そういうわけではありません。

こういった業界最大手の商品やサービスは認知度が高いので、アフィリエイト経由で売るのは難しいんです。

なぜなら、商品名やサービス名で先に検索されて、直接公式サイトに入られてしまうからです。

例えば「海外旅行に行きたい!」と思ったら、まず「HIS」で検索して直接公式サイトを閲覧する人は多いでしょう。

「不要品を出品したい!」と思ったときも、まずメルカリを見る人がほとんどだと思います。

そんな中で「海外旅行のおすすめはココ!」とHISをアフィリエイトしたとしても「そんなこと知ってるよ!」とサイトを閉じられるだけなんです。

それに大手のプログラムをアフィリエイトする場合、必然的にビッグキーワードで勝負することになってしまいます。

読者のターゲットが広すぎるので、つい誰にでも当てはまるキーワードを使いがちになるんですね。

「海外旅行」や「フリマアプリ」といったビッグキーワードでは、上位表示するのが難しいのはお分かりですよね。

アフィリエイトで売れやすいのは、あまり知られていないもっとマイナーなプログラムです。

例えば「北欧専門の旅行会社」とか「お酒専門のフリマサイト」とか(そんなのがあるのかは知りませんが)。

ターゲットが絞られているので、ピンポイントで狙った読者を集客しやすいんですよ。

例えば「北欧 犬ぞり 体験」とか「ブランデー 売る 相場」といった、マイナーなキーワードで読者をつかまえられます。

「海外旅行」や「オークション」のようなビッグキーワードで戦わずに済みますしね。

ターゲットを絞った「濃い読者」がつかまるので、成約にもつながりやすいです。

マイナーな商品は「売れやすい」というより「売りやすい」と言えるかもしれませんね。

専門的でニッチな商品の方がアフィリエイト向きなわけです。

差別化された商品は売りやすい

他の商品と違った特色を出している商品は売りやすいです。

例えば最近ではコンパクトカメラの「チェキ」がよく売れているそうです。

チェキ

2019年3月期には過去最高の1002万台を販売したとのこと。

「チェキ」といえば、1998年に発売された簡易ポラロイドカメラ。

近年はデジカメやスマホの普及に伴って売り上げが落ち、販売終了の瀬戸際まで追い込まれていました。

でも、「データが複製できない」「焼き増しができない」という点が逆にメリットとなり、メイド喫茶のツーショット写真などで用いられるようになりました。

やがて「撮ってすぐにプリントアウトできる」という点がうけ、結婚披露宴のプレゼントや卒業式の記念写真で使われるようになったんです。

スマホカメラ全盛の中で、完全に違う市場にターゲットを絞った商品ですよね!

アフィリエイトでもこういった「差別化された商品」は売りやすいです。

使用用途(ターゲット)が限られているので、キーワードを見つけやすいからです。

例えば「結婚式2次会 来客 プレゼント」とか「卒業式 写真 配る」とか(テキトーに考えてますが)。

「へー!こんな商品があるんだ!」と読者の興味も引きやすいので、クリック率も非常に高まります。

集客した読者は他の商品と比較検討しているわけではありません。

なので、商品のメリットさえ紹介すればポンポン売れていきます。

もちろん、しっかりとターゲットの悩みを解消する誘導文を書かないといけないですけどね。

でも、差別化された商品なら誘導文も書きやすいはずです。

なので、むしろこういった「差別化された商品」の方が、「アフィリエイト初心者向きのプログラム」と言えるかもしれません。

アフィリエイトとはつまり橋渡し

アフィリエイトって「商品を知らない読者」に「こんな良いものがあるよ」と紹介してあげるのが基本です。

公式サイトへ送り届けてあげる、いわば「橋渡し」の役割ですね。

誰もが知っている商品へは「橋渡し」してあげなくても、読者は勝手にたどり着きます。

でも、マイナーな商品へは自力でたどり着けないから、「橋渡し」が必要なんです。

この「橋渡し」の対価こそがアフィリエイト報酬です。

「有名な商品だから売れるはず」という考えのままではいくら紹介しても対価を受け取れない理由が、こういったところに潜んでいます。

プロとしてアフィリエイトをするなら、読者が本当に欲しいものを想像して、商品への「橋渡し」をしてあげてください。