おすすめ記事

こんにちは、サンデーです。

ブログに「おすすめ記事」というパーツをつけている人は多いでしょう。

おすすめ記事・人気記事・関連記事などを載せておくと、ブログの滞在時間アップにつながります。

滞在時間がアップすれば、検索エンジンの評価も上がりますからね。

特に記事下に「おすすめ記事」を載せるのは、読んだ後にすぐ別の記事も読んでもらえて効果的です。

とはいえ、おすすめ記事や関連記事はたくさん載せればいいわけではありません。

おすすめ記事が10個も20個もあると、どれが本当におすすめなのか分からなくなります。

これはブログを作るいろんな場面で意識してほしいのですが、読者の選択肢は7つまでに抑えるのがベストです。

7つを超えたとたんに、クリック率もガクンと下がるんですよ。

ランキング、バナー、メニュー構造なども7つまでを意識して作りましょう。

なぜ7つを意識すべきか説明していきますね。

人は瞬時に7つまでしか記憶できない

ネットの読者はせっかちで、パッと見て興味のあるものがなければすぐに去っていきます。

で、人間がパッと見て「何があるか」を判断できるのって、7つが限界なんですね。

多い人でも9つ、少ない人なら5つぐらいしか認識できません。

これをマジックナンバー7(±2)の法則と呼びます。

マジックナンバー7(±2)は心理学者のG.A.ミラー氏が提唱した法則で、人間が短期記憶として保存できる限界値を示したものです。

人はたくさんのものが並んでいると「たくさん」としか認識しません。

たとえば2ちゃんねるのメニューなんかは、「文字がたくさん並んでるなぁ」としか認識できないですよね?

2ちゃんねるのメニュー

ここから興味のある項目を見つけるのって、結構大変です(笑)。

同じように10個や20個も並んだおすすめ記事は、単なる「文字の羅列」としか見てもらえないんです。

あれもこれもおすすめするのは、何もすすめてないのと同じなんですね。

企業のサイトだとそのへんはよく考えられていて、たとえばAmazonだとこのようにリコメンドの商品は7(±2)以内に抑えてたりします。

Amazonのおすすめ

画面の大きさによっても変わりますが、一画面でのリコメンドは8個が限度です。

7つまでに抑えた方がいいブログのパーツ

おすすめ記事以外にも、7(±2)を意識して作った方がいいポイントがブログにはたくさんあります。

ランキング・おすすめ商品

アフィリエイトをやっているとついあれもこれも紹介したくなりますが、一度に紹介する商品は7つまでに絞った方がいいです。

ランキングも20位や30位と作ったところで、それを選んでくれる人はなかなかいません。

むしろ、「何もかもおすすめだから怪しい」と思われてしまいます。

下は楽天のランキングですが、ベスト5に抑えているのが分かりますよね。

ランキングサイトにしても、せいぜいベスト9ぐらいまでにとどめるのがいいと思います。

楽天のランキング

おすすめ商品は厳選し、本当にあなたがおすすめするものだけを紹介しましょう。

グローバルメニュー

ブログの上部にあるメニューのことをグローバルメニューといいます。

ここに何個もメニューが並んでいると、単に「たくさんのメニュー」としか認識されません。

グローバルメニューの項目も7個以内に抑えましょう。

企業サイトでもグローバルメニューは7個以内に抑えているサイトがほとんどです。

グローバルメニュー

グローバルメニューにはいくつもメニューを作らず、厳選した項目を載せましょう。

読者がすぐにアクセスしたくなる項目を選び、使い勝手を優先させるのがベストです。

目次・サイドメニュー

目次やサイドメニューはどうしても長くなりがちです。

雑記ブログだとカテゴリも多いから、メニューは確実に7個以上になりますからね。

そんなときはツリー構造にして親子関係をはっきりさせましょう。

似たような項目を大項目でくくってしまうのも手です。

下のクックパッドの例だと、たくさんあるメニューを3つの大項目に分類してくくっていますね。

ツリー構造のメニュー

目次も親子関係をはっきりさせるために、見出しタグをうまく使うといいです。

メニューも目次も「ただの項目の羅列」に終わらないように注意してください。

ユーザーインターフェースを意識しよう

コンピューターを操作するときに、メニューや文字から受け取る操作性のことをユーザーインターフェース(UI)といいます。

読者にとって良いUIになっているかどうかは、常に意識してください。

作るときは「使いやすいかどうか」を常に考えておきましょう。

ブログを見にくる人は、あなたのファンでもなければサイトをくまなくチェックする人でもありません。

パッと見て「なんだか分かりにくそうだなぁ」と感じたらすぐに帰ってしまう一見さんばかりです。

そういう人が踏みとどまるサイトを作るには、UIに気を回さないといけないんです。

マジックナンバー7(±2)はUIを考える際の基礎になるので、覚えておきましょう。

読者にとって見やすいサイトを作ってくださいね。