イメージ画像

こんにちは、サンデーです。

記事の冒頭や合間にイメージ画像のあるブログってよく見ますよね。

まさにこの記事もそうですけど。

アフィリエイトサイトでも、お決まりのようにフリー素材の写真が挟み込まれているサイトは多いです。

画像はアイキャッチとして目を引く効果があるし、文章を読みやすくする挿絵の効果もあります。

しかし、使いどころには要注意。

たとえば文章の途中でいきなり外国人の画像が出てくると、違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。

また、作り手としてはイメージ画像に日本人と外国人のどちらを使うべきかも悩みどころ。

そこで、適切なイメージ画像の使い方使うときの注意点をお話したいと思います。

イメージ画像の上手な使い方

ブログ記事に入れるイメージ画像は、うまく使うと「文章を読んでもらえる」という効果があります。

たとえばタイトルの横にアイキャッチ画像がついていると、目に入りやすくなりますよね?

気づいてもらえる分、クリック率が上がるわけです。

アイキャッチ

また、イメージ画像には挿絵の効果があります。

人は文字だらけの学術書よりも、イラストや写真が散りばめられた雑誌の方が読みやすいもの。

ブログも文字がずっと続く記事より、適度に画像のある記事の方が読みやすくなるんですね。

画像のある記事、画像のない記事

最近はスマホで読む人が多いので、文字ばかりの記事は疲れてしまいます。

テンポよく画像を挟むと小休止になり、最後まで読んでもらいやすくなるんです。

イメージ画像の乱用に注意

とはいえ、イメージ画像はとにかくいっぱい入れておけばいいわけではありません。

文章を読んでもらいやすくする効果はありますが、乱用しすぎるのと信頼を損なうので注意が必要です。

イメージ画像の乱用でやりがちな失敗例を3つ、紹介しておきます。

見出しごとにフリー素材

まずは、見出しごとにフリー素材の写真を貼っているサイト

よく見かけますけど、ちょっと「ウザいな」と感じますよね。

たとえばこのぱくたその写真はいたるところで見かけます。

フリー素材

「ぱくたそ」は素晴らしい素材サイトなのですが、↑こういう「ここがポイント!」な写真はさすがに使われ過ぎてて、ありきたり感が出ていると思います。

あまりにもみんなが使っているから、「ああ、またこれか」という感じで「薄っぺらい記事」に感じてしまうんですね。

フリー素材を使うのは構わないですが、写真の選び方には気を配った方がいいでしょう。

無理やり感のある画像

「びっくり!」や「すごい!」といった感情表現に画像を使っているブログも多いです。

どちらかというと、アフィリエイトサイトに多いかもしれませんね。

しかし最近では、無理やりこういう使い方をするとうさん臭さが増してしまいます。

ま、これは僕も以前は多用してたので偉そうには言えないんですけどね。(^_^;)

たとえば↓こういう「ショック!」な画像は商用サイトで多く使われるようになったので、見るとむしろ警戒心を抱く人も多いのではないでしょうか。

びっくり

「画像を使うと読みやすくなる」というのは事実なんですが、無理やり差し込まれた画像には人は違和感を抱きます。

イメージ画像は無理やり入れるのではなく、そこに意味を持たせて使うようにしましょう。

ジャンルに合っていない画像

イメージ画像はサイトのジャンルによって効果が変わってきます。

場合によっては画像を使わない方が説得力の増すジャンルもあるんです。

たとえば金融ジャンル。クレジットカードやFXなどのサイトは、イメージ画像との相性がよくないです。

投資のサイトで↓こういう「稼ぐ!」な画像が差し込まれていると、怪しく感じる人も多いんじゃないでしょうか。

金融ジャンル

むしろ全く画像がないサイトの方が、説得力が増すかもしれませんね。

文章だけで読ませるサイトは硬派な感じがします。

逆に旅行やペットといったジャンルだと、イメージ写真との相性は良いです。

特に女性向けのサイトは、イメージ写真が読者の心をつかむカギを握っています。

というのも、女性は文章を流し読みすることが多いので、文章だけでは細部まで理解してもらえません。

それよりも一枚の写真で雰囲気をバチッと伝えた方が、女性には納得してもらいやすいんです。

この「男女の感覚の違い」が如実に表れるのが「外国人のイメージ画像」なので、ちょっと解説したいと思います。

外国人写真か、日本人の写真か

男性なら感じたことのある人も多いと思うのですが、「外国人のイメージ写真ってどこで使うの?」って思ったことありません?

だって「読者は日本人なんだから、日本人の画像を使うのが当然だろう」と考えてしまいますもんね。

しかし、女性向けのサイトなら外国人画像の方がウケがいいことが多いです。

なぜなら、女性はファッション誌や美容の広告で、外国人モデルを見慣れているからです。

女性向けサイトで日本人の画像を使うと、リアル過ぎて引かれることがあるくんですね。

たとえば「仲のいい恋人」を男性が選ぶと、↓こういう日本人の画像を選びがちです。

しかし、これは女性にはちょっと生々しく映るらしいです。

女性が選ぶと↓こういう画像を選びます。

男性からすると「えっ?なんでイメージに外国人が出てくるの?」って思いますが、女性は外国人に「深層心理にある自分の本来の姿」を重ねてたりします。

外国人のイメージの方が、本来の自分にふさわしいと思ってるんですね。

この感覚は僕にも理解しづらいですが、「ネットで『女性』に売る」という本に詳しく書かれているので、興味のある人は読んでみてください。

女性心理と男性心理の違いが書かれていて面白いですよ。

ネットで「女性」に売る

著者:谷本 理恵子 出版:エムディエヌコーポレーション

僕はこれを読んで、男性の作った女性向けサイトに感じる違和感の正体がわかりました。

女性向けサイトを作っている人なら、この感覚の違いは知っておいた方がいいでしょう。

ちなみに、女性が好むフリー素材はGIRLY DROPという素材サイトがおすすめです。

GIRLY DROP

GIRLY DROP

インスタなどで写真を見る目の肥えた人が増えている中、女性ウケのいい素材が多いです。

ありきたりな素材を使いたくないときには重宝しますよ。

違和感のない写真選びを

このように、イメージ画像は使う写真を間違うと違和感を生み出してしまいます。

特に男性と女性では好む写真が全然違います。

なので、写真選びは慎重に行いましょう。

適当にイメージ画像を貼りつけてるだけではダメですよ。

記事にマッチした画像を選んで、信頼を得ることを心がけてくださいね。