こんにちは、サンデーです。
最初につけたサイト名がしっくりこなくて、「新しいサイト名に変更したい!」と思ったことはありませんか?
アフィリエイト初心者の頃って適当にサイト名をつけてることが多いから、後から変更したくなることは結構ありますよね。
でも、サイト名を変更するときはSEOへの影響が気になるものです。
「サイト名を変えて検索順位が急落したらどうしよう…」と二の足を踏んでしまう人は多いでしょう。
確かにサイト名の変更は、SEOで悪影響をもたらします。
ただ、アフィリエイト初心者の人にとっては、サイト名を変えてもほとんど影響はないというケースが多いと思います。
アフィリエイトでサイト名の変更はしてもいいのかダメなのか、サイト名変更の影響を解説していきます。
↓動画でも解説しているのでどうぞ
SEOに悪影響を与えるケース
実はこの「サンデーアフィリエイト」も、昨年末にサイトタイトルを変更しました。
古いサイト名は「どこよりも正しいアフィリエイトのやり方」というめちゃくちゃキーワードを意識したタイトルでした(笑)。
これを「サンデーアフィリエイト」という、ブランド名を意識したタイトルに変更したんですね。
サイト名を変更しましたが、アクセス数や検索順位にほとんど影響はありませんでした。
ま、影響を受けなかったのは、うちのサイトはそれほどアクセス数が多くなかった、というのはあるでしょう。
たぶんアクセス数の大きいサイトだと、サイト名変更による影響は大きいと思います。
実際、サイト名の変更はSEOに悪影響を及ぼすというのが通説なんですよ。
新しいサイト名が正しく検索エンジンにインデックスされるには時間がかかりますし、その間はリンクテキストとサイトの内容に齟齬(そご)が生まれます。
すると読者の欲する内容がそこには書かれていないということで、離脱率が高まるでしょう。
また、これまでサイト名で指名検索で訪れてた人が来れなくなるという事態も起こります。
- 表示回数やクリック数が下がる
- インデックスされるまでにタイムラグができる
- リンクテキストとサイトの内容に齟齬が生まれる
- サイト名で指名検索していた人が来れなくなる
これらの悪影響は、アクセス数の多いサイトほど甚大になります。
検索順位の低下やアクセス数の低下は免れないでしょう。
ただ、アフィリエイト初心者がサイト名を変えるか悩むときって、まだアクセスがそれほどない時期だと思うんですね。
たぶん「サイト名を変えたいな」と思うときって、「超初心者のときに適当につけたサイトタイトルを変えたい」というケースがほとんどだと思うんですよ。
この頃って、SEOに影響を与えるほどサイトはまだ育ってません。アクセス数もそれほどないことが多いでしょう。
なので初心者のときに悩んでるぐらいなら、サイトタイトルは変えちゃった方がいいと思います。
その方が、よりサイトの中身にフィットした名前になるでしょうしね。
ただしやみくもに変えていいわけではなく、サイト名を変更するときは最低限押さえておきたいポイントがあります。
SEOに悪影響を与えないサイト名の変更のしかたをお話しておきます。
悪影響を与えないサイト名変更のしかた
SEOに悪影響を与えないサイト名変更のしかたをお話しします。
サイト名を変更するときは、「キーワードを詰め込む」のではなく「内容に寄せた名前に変える」のがポイントです。
✖ キーワードを詰め込む
○ 内容に寄せた名前に変える
たとえば「大阪のお出かけスポット情報」というサイトを作ったとしましょう。
でも作っていくうちに、書いている記事が「家族連れのお出かけスポット」に偏ってきたとしますね。
そんなときはサイト名を「大阪の家族連れお出かけスポット情報」に変更し、内容にフィットしたものにするんです。
逆に書いている記事が大阪だけでなく、兵庫や京都のお出かけスポットも紹介するようになってきたら、「関西のお出かけスポット情報」に変えましょう。
サイトタイトルも内容に合わせて狭めたり広げたりするわけです。
このようにサイト名を内容に寄せた名前に変えるのはアリです。
ていうか、内容が変わればサイト名も変えないといけません。タイトルと内容は常に一致したものにしなければいけないので。
このようなタイトル変更は、SEOに悪影響よりも良い影響を与えると思います。
タイトルをクリックして開いたサイトが想像通りの内容なら、読者の満足度は上がりますからね。
満足した読者の行動が滞在時間や精読率となって表れ、SEOに良い効果をもたらすのです。
ただし、「お出かけスポット」以外にグルメやスイーツも扱うようになったからといって、「大阪のお出かけスポット・グルメ・スイーツ情報」というように、キーワードを詰め込むのはよくありません。
サイト全体で狙っているキーワードがバラけてしまうからです。
さまざまな情報を扱うのであれば、特定のキーワードを狙うのではなく、サイト名でブランド認知を狙う方がいいでしょう。
たとえば大阪のお出かけスポットからグルメまで幅広い情報を扱うのであれば、「大阪ウォーカー」のようにサイト名をブランド名に変えてしまうのです。
この場合はキーワードで検索してきた人を拾うのではなく、サイト名で指名検索してきた人を狙う戦略に変わります。
「大阪ウォーカー」という分かりやすい名前にすることで、サイト名を覚えてもらってサイト名で検索する人を増やすんですね。
この指名検索を増やすというのは最近のSEO対策で非常に重要です。
指名検索を増やすことは、サイトの権威性や信頼性をアップさせることにつながるからです。
GoogleはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)をどこで判断しているのか検証しました。2018年8月のコアアップデートでアフィリエイトへの逆風が吹いている中、Googleのアルゴリズム変更でも動じないサイトを作るには。E-A-Tを高めて生き残る戦術を教えます。
もしサイト名にキーワードを入れたいのなら、サブタイトルの部分に入れましょう。
サブタイトルはキーワードを意識した「大阪のお出かけスポット・グルメ情報」にし、サブタイトルをトップページのみに表示させるんです。
個別記事では「大阪ウォーカー」というメインタイトルのみを表示し、個別記事の内容とタイトルとの齟齬を防ぎます。
こうすれば、トップページ・個別記事ともにタイトルと内容のギャップを防げるわけです。
実はこの「サンデーアフィリエイト」のサイト名変更も、指名検索を狙うために行いました。
メインタイトルを「サンデーアフィリエイト」にし、旧サイト名の「どこよりも正しいアフィリエイトのやり方」はトップページのサブタイトルとして残しています。
サイト名を変更するときはやみくもに変えるのではなく、このように戦略を立てた上で行うことが大切です。
サイト名を変更したときにやること
サイト名を変更したら、自分で変更できる箇所は変更しておきましょう。
アフィリエイトサイトでは以下の部分を変更しておきます。
- 作成ツールのサイトタイトルの変更
- リンクテキストの変更
- ASPに登録したサイト名の変更
- Googleアナリティクスのプロパティ名の変更
作成ツールのサイトタイトルの変更
サイト名を変更したら、まずは作成ツールのサイトタイトルを変更しましょう。
WordPressなら「設定」→「一般」の「サイトのタイトル」を変更します。
テーマによってはテーマ独自にサイトタイトルを設定する箇所もあるので、それも忘れないように変更してください。
リンクテキストの変更
自分で自分のサイトに張ってあるリンクは、リンクテキストを変更しましょう。
内部リンクも古いサイト名を使っている箇所は変更します。
問題は外部リンクですが、外部リンクはサイト運営者に変更の依頼をするのがベストです。
ただ現実的には難しいので、自分で張ったリンクの変更だけはしっかりやっておくようにしましょう。
ASPに登録したサイト名の変更
アフィリエイトサイトはASPに登録したサイト名も変更しておきましょう。
こちらはSEOのためではなく、広告主やASP担当者に「更新していないサイト」と判断されないためです。
Googleアナリティクスのプロパティ名の変更
SEOとは関係ありませんが、Googleアナリティクスのプロパティ名も変更しておきましょう。
「管理」→「プロパティ設定」の「プロパティ名」を変更します。
このようにサイト名の変更はきちんと戦略を立てて行えば、悪影響より良い影響を得ることも多いです。
特にアフィリエイト初心者の頃に作った名前なら、変更して得られるメリットは大きいでしょう。
柔軟に対応して検索順位の上昇&アクセスアップを目指してください。