ロングテール

こんにちは、サンデーです。

アフィリエイトでは、検索数の多いビッグキーワードで上位表示することはとても難しいです。

「○○ 比較」や「○○ おすすめ」で検索するとたくさんのアフィリエイトサイトが出てくるので、ライバルが多いのが分かるでしょう。

誰もが思いつくキーワードにはすでにたくさんのライバルがいて、初心者が参入してもなかなか上位表示できません。

これからアフィリエイトを始めるなら、ビッグキーワードではなくもっとニッチなキーワードを狙いましょう。

なかでも初心者が狙いたいのは「ロングテールキーワード」です。

ロングテールキーワードこそが、初心者でもライバルに勝てる「弱者の戦略」なんです。

ここではロングテールキーワードの見つけ方をお話します。

ロングテールキーワードとは

運営しているブログ・サイトをアクセス解析してみると、実に様々なキーワードで検索されていることが分かります。

思いもかけない言葉で検索されていたりして、「ほぉ~、こんな需要があるのか!」と驚くこともあるでしょう。

こういっためったに検索されないキーワードのことをロングテールキーワードといいます。

ロングテールとは販売戦略で使われる言葉です。

一般的な店舗では売上の2割はメジャーな商品から売れますが、残りの8割はマイナーな商品から売れます。

月に1つしか売れないマイナーな商品でも、たくさんの種類を売れば売上の8割を稼ぎ出すんです。

でもリアル店舗ではそんなにたくさんの種類の商品を置けません。

ところがネットショップなら在庫を持たないので、マイナーな商品を多数そろえられます。

そしてメジャーな商品を売るのではなく、数多くのマイナーな商品を売ることができるんです。

そうすれば一部のユーザーで人気のあるマニアックでニッチなニーズを捉えられます。

こういったマイナーな商品の集まりのことを、恐竜の尻尾になぞらえて「ロングテール」と呼びます。

アフィリエイトでは、このロングテールキーワードを狙った方が初心者は勝てます。

検索数の多いビッグキーワードではなく、検索数がほとんどないロングテールキーワードを狙いましょう。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードがどれほど多いのか、ひとつ例をお見せしましょう。

これは僕が運営しているサイトですが、月に828個のキーワードで検索されています。

検索回数

一番多く検索されているキーワードでは月に80人のアクセスがあります。

これは、わりと大きめなキーワードです。

1位のキーワード

次に、下位のキーワードを見ていきます。

下位のキーワードでは、114位以下はアクセス人数が1人しかいないキーワードが続きます。

下位のキーワード

114位から828位のキーワードは全てアクセス数が1人です。

つまり114位から828位の714人は、1回しか使われないロングテールキーワードでサイトを訪問しているんです。

サイトの訪問者数

  • ビッグキーワード・・・80人
  • ロングテールキーワード・・・714人

このアクセス数の違いを見れば、どちらを狙った方がいいか分かりますよね?

圧倒的にロングテールキーワードで検索する人の方が多いのだから、こっちに照準を絞った方が効果的です。

アフィリエイトでは上位表示の難しいビッグキーワードを狙うよりも、検索回数が少ないロングテールキーワードをたくさん集めた方が、トータルのアクセス数は増えるんです。

ロングテールキーワードを見つけるには

とはいえロングテールキーワードは探して見つかるものではありません。

誰も思いつかないキーワードなのだから、狙って狙えるものではないんですね。

ロングテールキーワードを見つけるには、既存の記事の質を上げましょう。

記事の質を上げれば専門的な内容が増えるので、文章の中で自然といろんな言葉が使われます。

記事の中にたくさんのキーワードが使われると、検索エンジンがそれらのキーワードを拾うようになり、そこからロングテールキーワードでのアクセスが来るようになるんです。

既存の記事にアクセスが集まってきたら、まずアクセス解析をします。

サーチコンソールでアクセス解析をすれば、訪問者が使ったたくさんのキーワード(クエリ)を発見できます。

すると今度はそのキーワードを元にして記事を書いていきましょう。

こうすると「キーワードが見つかる」→「キーワードを元に記事を書く」→「またキーワードが見つかる」というサイクルができあがります。

好循環

この好循環が生まれれば、ブログはどんどん発展していきます。

するとたくさんのロングテールキーワードが拾えるようになりますよ。

難しければ、最初はキーワードツールを使ってキーワードを見つけるのもいいでしょう。

COMPASS(コンパス)はたくさんの複合キーワードを見つけてくれるツールです。

WEB上にある無料のキーワードツールよりたくさんのキーワードを見つけてくれるので、時間短縮したい人は使ってみてください。

COMPASS

まとめ

ロングテールキーワードを狙うことのメリットが分かりましたでしょうか?

ロングテールキーワードはアクセスも集められ、そこから記事のネタにもなる宝の山です。

ロングテールキーワードから読者のニーズをくみ取っていけば、新しいサイトに横展開することも可能です。

ぜひニッチなワードを使ってひっそりと稼いでくださいね!