SEO

こんにちは、サンデーです。

SEOは突き詰めるときりがないですが、アフィリエイトをするならある程度SEOの知識は必要です。

ここではアフィリエイトをする上で知っておきたい、基本的なSEOの知識を解説したいと思います。

ちなみにこのブログでは「SEO対策」と呼んだりしてますが、「SEO対策」という言葉は正しくありません。

SEOは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略で、「SEO対策」というと「検索エンジン対策対策」になってしまうからです。

とはいえ「SEO対策」という言葉も普通に使われているので、ここでは混ぜて使いますね。

SEO対策をする前に知っておきたいこと

SEO対策をする前にぜひ知っておきたい3つのポイントをお話します。

SEOを勉強する前に押さえておきたい3つのポイントとは、「気にし過ぎない」「不自然なことはしない」「やってはいけないことを知る」ということです。

  • 気にし過ぎない
  • 不自然なことはしない
  • やってはいけないことを知る

1つずつ説明していきますね。

気にし過ぎない

ブログやサイトを作って最初のころは、自分のサイトの順位が気になってしまいます。

順位が上がれば喜んだり、順位が下がれば「どうして下がったんだろう?」と焦ってブログをいじったり。

僕も毎日検索順位に一喜一憂してた頃がありました。

でも、これははっきり言ってムダです。

そもそも検索エンジンは、サイトを作ってから半年間は順位が安定しません。

特に最初の数週間は「Googleハネムーン」と言って、突如自分のサイトが上位に表示されることがあります。

ところがハネムーン期間が終わると「エイジングフィルター」と言って、一気に圏外へ急転直下することがあるんです。

これらに一喜一憂してると、やる気も落ちちゃうんですよ(笑)。

だから半年間は「こんなもんだ」と思って検索順位を一切気にしない方がいいです。

下は僕が2014年3月に作ったサイトのアクセス数なんですが、半年たった10月頃にようやくアクセスが増え始めたのが分かるでしょうか。

アクセス数

立ち上げてから半年間はまったくGoogleに評価されていません。

アクセス数を気にしていろいろSEO対策するくらいなら、コンテンツ作りに時間をかけましょう。

良質なコンテンツは検索エンジンにも評価されますし、他のサイトからリンクしてもらえることも増えます。

良いコンテンツを作ることこそが、結果的にSEO対策につながるのです。

不自然なことはしない

検索エンジンからの評価を高めようとして不自然なことをすると、ペナルティになる場合があります。

例えば「キーワードの詰め込み」や「自作自演のリンク」はペナルティにつながります。

これはGoogleが言っていることですが、サイトに何か手を加えるときは「もし検索エンジンがなくても、その修正をしたか」を考えることが大切です。

例えば記事の中のキーワードの出現率を高めるめに「これは~」と指示代名詞を「アフィリエイトは~」という固有名詞に変えたとしましょう。

はたして、あなたは世の中にGoogleがなくてもその修正をしたでしょうか?

これは明らかにGoogleに向けた対策ではないですか?

修正した方が読者のためになるのであれば、その修正は正しいです。

でも検索エンジンだけを意識して行った修正は、「不自然な修正」とGoogleに見抜かれてしまいます。

今のGoogleは人間並みに不自然さを判断しますし、今後その精度はどんどん上がっていくでしょう。

検索エンジンではなく人間を相手にしているという感覚が、SEOでは重要です。

やってはいけないことを知る

SEOでは「やった方がいい」という情報はたくさん出回っていますが、最初は「やってはいけないこと」を知る方が大事です。

知らずに「やってはいけない」ことをやってしまうと、せっかく作ったサイトが圏外に飛ばされて復帰できなくなることもあるからです。

例えば「リンクファームへの参加」「有料リンクの購入」などが「やってはいけないこと」に当たります。

特に昔の書籍は注意が必要です。

Webの世界は進化が早いので、昨日まで有効だった対策が明日にはペナルティになっていることが普通に起こります。

例えば昔は文字をCSSで見えなくしたり画面外に飛ばするやり方が普通に行われていたんですが、今ではペナルティなのでご法度になってます。

ですので超初心者編おさらいでも言ってますが、図書館の古い本で勉強するのはやめた方がいいです。

SEOはなるべく最新の情報で勉強するようにしましょう。

内的SEOと外的SEO

SEOには大きく分けて「内的SEO」と「外的SEO」があります。

この2つの違いを説明していきたいと思います。

内的SEOとは

内的SEOとは、サイトの中身を検索エンジンに好まれる構造にしていく対策のことです。

初心者がSEO対策をするときは、まず内的SEOから意識するといいでしょう。

タイトル・キーワードの最適化

SEO対策の第一歩は、検索エンジンで上位表示させたいキーワードをタイトルや本文に入れていくことです。

検索エンジンはタイトルに何が書かれているかを重要視します。

例えば「サンデーのブログ」というタイトルじゃ、何のブログかわかりませんよね?

タイトルには「サンデーのアフィリエイトブログ」のように、必ずキーワードを入れましょう。

同じように本文中にも適度にキーワードを入れておきましょう。

最近の検索エンジンはキーワードが入っていなくても文章を理解してくれますが、やはりキーワードの入った文章の方が強いです。

不自然にならないよう、適度にキーワードを入れて文章を書くようにしましょう。

HTML・サイト構造の最適化

HTMLとは、ホームページを記述する言語のことです。

ブラウザのメニューから「表示」→「ソース」と開くとわけのわからない文章が出てきますよね?

これがHTMLです。

HTML

HTML

実はホームページって文章で書かれているのではなく、HTMLという言語で書かれています。

このHTMLをブラウザ(ChromeやSafariなど)が読み取って、僕たちがわかる状態に翻訳してくれてるわけです。

そしてHTMLには「ここは重要です」「ここは説明文です」「ここはメニューです」という文書構造が記述(マークアップ)されています。

文書構造を正しく書けば検索エンジンが「あ、このページには○○が書かれているんだな」と正しく理解してくれます。

ですので、HTMLを意識して記事を書くことが大事です。

具体的にはh1やh2といった「見出し」にキーワードを入れたり、「メタディスクリプション」に詳しい説明を入れたりする対策をします。

リンクとアンカーテキスト

アンカーテキストとは、リンクを張る際に使われている文字のことです。

みかん

上の例では「みかん」がアンカーテキストになります。

「みかん」というアンカーテキストでリンクされたページは、「みかんについて書かれたページ」と検索エンジンに認識されます。

なので、適切なアンカーテキストでリンクを張ることが大事なんですね。

例えば「ホームへ」や「詳細はこちら」といったアンカーテキストでは、リンク先のページの内容を表していないので、別の言葉に置き換える必要があります。

余談ですが、Yahooで「18歳未満」と検索するとYahooのトップページが検索1位に表示されます。

これはYahooのトップページが大量のアダルトサイトから「18歳未満」というアンカーテキストでリンクされてるから起こる現象です。

Yahooの検索画面

アンカーテキストがどれほど重要かが分かる良い例だと思います。

外的SEOとは

外的SEOとは、たくさんのページからリンクしてもらうことを目指すSEO対策です。

多くのサイトから被リンクをもらうのが目的です。

一般的に検索エンジンは「たくさんのページからリンクしてらえるサイト=質の高いサイト」と認識します。

よって「被リンクを多くもらうこと」は上位表示につながるのです。

しかし、単純にたくさんリンクをもらうだけでは効果は薄いです。

より「関連性のある」「評価の高い」ページからリンクしてもらう必要があります。

例えば「アフィリエイト」について書かれているサイトなのに「グルメ」や「音楽」といったサイトからリンクされても、あまり意味はありません。

SEO効果を高めるには、同じ「アフィリエイト」のサイトからリンクしてもらった方がいいんですね。

また、評価の低いサイトからリンクしてもらうよりも、評価の高いサイトからリンクしてもらった方がSEOの効果は高まります。

例えば企業や自治体のサイトからリンクされたりすると、サイトの価値は一気に高まります。

なので、外的SEOでは関連性のある評価の高いサイトから被リンクをもらえるように頑張りましょう。

初心者ができるSEO対策のまとめ

SEOの基本をお話してきましたが、「SEOってムズカシイ」と感じる人も多いのではないでしょうか。

でもSEOは一朝一夕でできるものではありません。

大事なのは「気にし過ぎないこと」です。

SEOを意識するあまり、記事の内容がおろそかになったのでは本末転倒ですからね。

本当に大事なSEO対策はコンテンツを充実させることなので、その点は忘れないようにしてくださいね。

良いコンテンツなら、自然と被リンクも集まりますから。

初心者の人なら「SEOは意識し過ぎない程度に意識する」ぐらいがちょうどいいと思います。