おかしい文章

こんにちは、サンデーです。

ブログを始めたばかりのころは、文章を書くことに慣れてませんよね。

「文章を書くのは小学校の作文以来だよ!」という人も多いでしょう。

文章に慣れてないうちは、自分で書いた記事もなんかしっくりこなかったりします。

自分の文章を読んで「なんか変だ」と思っても、どこが変なのか分からない。。

僕もブログを始めたばかりのころは、「なんとなく気持ち悪い文章になるのはなぜだろう?」と悩みました。

文章が「なんか変」なのには理由があります。

ごく基礎的な日本語のルールを守るだけで、読みやすい文章になるんですよ。

気持ち悪い文章にならないために注意しておきたいことをお話します。

日本語の基礎的なルール

何気なく使っている日本語ですが、日本語には基礎的なルールがあります。

これを頭の隅にでも入れておくだけで、文章はグッと分かりやすくなります。

文章を書くときは、これらのルールを意識しましょう。

主語と述語は近づける

日本語は主語をどこに置いてもいいので、つい適当に置きがちになります。

僕はいつも無意味な仕事を押し付けられていたので、「こんな会社絶対に辞めてやる!」と心に誓った。

なんか違和感を感じませんか?

この文章は、主語の「僕」と述語の「誓った」が離れているので違和感を感じるんです。

主語と述語はできるだけ近づけた方が、意味がはっきり通ります。

いつも無意味な仕事を押し付けられていたので、「こんな会社絶対に辞めてやる!」と僕は心に誓った。

どうですか? 伝わりやすくなりましたよね。

主語が2つ3つ出てくる場合も「主語と述語を近づける」ことを意識しましょう。

たとえば下の文章はとても分かりにくいですよね。

彼は彼女が雨が降らないうちに出かけたのを見た。

これは「彼」「彼女」「雨」という主語が何にかかっているのか分からないので、変な文章になってるんです。

雨が降らないうちに彼女が出かけたのを彼は見た。

このように「彼」「彼女」という主語を述語の近くに置いてあげましょう。すると意味が通ります。

修飾語と被修飾語は近づける

名詞や動詞を詳しく説明するために使われるのが修飾語です。

「温かいスープ」だと「温かい」が修飾語で「スープ」が被修飾語です。

修飾語と被修飾語が離れていると、読者は少し混乱してしまいます。

大きな山の上にある小屋

これでは「山」が大きいのか「小屋」が大きいのか分かりません。

彼は明るく過去を話す

これも「彼」が明るいのか「話し方」が明るいのかが分からないですよね。

このように直しましょう。

山の上にある大きな小屋

彼は過去を明るく話す

修飾語と被修飾語を近づけると意味が通るようになります。

読点を適当に打たない

読点「、」は文章の切れ目をはっきりさせるのに使います。

どこで読点「、」を打つかによって、文章の意味は変わってきます。

彼女は、音楽を聴きながら、勉強している弟を見た。

読点はついつい余計に打ってしまいがちです。

これだと「彼女」が音楽を聴いているのか「弟」が聴いているのか分かりませんよね。

次のように直しましょう。

彼女は音楽を聴きながら勉強している弟を見た。

彼女は音楽を聴きながら勉強している弟を見た。

読点は文章の切れ目だけピンポイントで使うのがコツです。

また、なるべく読点のない文章にした方が読みやすい文章になります。

先ほどの文章はこのように変換できます。

音楽を聴きながら勉強している弟を彼女は見た。

主語と述語を近づけることを意識すれば、このように余計な読点は省けるんです。

余分な読点は減らすことを意識しましょう。

書きまくる前に基礎は知っておこう

アフィリエイトでは「文章はとくにかく書きまくって慣れろ」と言われています。

確かに数をこなして慣れるのは必要です。

ただし、最低限の日本語ルールだけは知っておいた方がいいと思います。

最低限のルールを意識しておくだけでもだいぶ違いますから。

特にブログを書き始めて最初のうちは変な文章になりがちです。

僕も最初のころは「なんか変」な文章を書いてました。

でも、変だと分かっていてもどう直せばいいか分からないんですよね。

だから、「なんか変」なまま書きまくるよりも、少しだけ知識を入れてから書いた方がスラスラ書けます。

別に難しい文法を覚えるほどじゃないので、少しだけ意識してみてください。

下の記事ではこういった文章の書き方を解説した本を紹介してるので、参考にしてください。