ライティング本

こんにちは、サンデーです。

アフィリエイトでは文章を書くことは必須のスキルです。

でも、文章を書くことに慣れていない人は多いんじゃないでしょうか。

僕もブログを始めたころは文章がうまく書けなくて苦労しました。

だって学校の作文は苦手だったし、そもそも文章を書く機会なんて社会人になってからほとんどなかったですしね。

記事を書いてもなんか気持ち悪くて、「どこを直したらいいか分からない!」と悩んでいました。

文章を上達させるには「とにかく書きまくること」と言われるけど、元々のレベルが低すぎると書くことすらままならないんですよね。

そんな人におすすめなのが、書き方の本を先に読んでみることです。

いきなり好き勝手に書いても文章は上達しません。まずは本を読んで文章の基礎を理解しましょう。

とはいえ、アフィリエイトのライティング本というと、売るためのテクニックが書かれた本が大半を占めます。

そういうセールスライティングは必要だけど、文章の基礎ができていないまま読んでも意味ありません。

セールスライティング以前に「意味の通じる文章が書けていない」という「そもそも文章が書けない人」は結構いるのです。

そこで、アフィリエイトにおすすめのライティング本を【初心者向け】【中級者向け】【上級者向け】のレベル別で紹介します。

各レベルで想定するのはこのような人たちです。

  • 初心者・・・そもそも文章が書けない人
  • 中級者・・・アフィリエイト向きの文章を書きたい人
  • 上級者・・・Webライティングを極めたい人

レベル順にステップアップしていけば、自然ときれいな文章が書けるようになりますよ。

僕が読んで役立ったものを厳選したので、あなたのレベルに合わせて選んでください。

【初心者向け】そもそも文章が書けない人に

まずは初心者向けの本を紹介します。

僕がサポートしてる人たちを見ると、そもそも文章が書けない人は結構います。

自分ではちゃんと書いてるつもりでも、他人が読むとさっぱり意味が分からなかったりするんですね。

そういう人は文章を書きまくるだけでは一向に上達しないので、まず文章の基礎を知ることが先です。

とりあえず次の2冊を読んでおけば、「読むに耐えられる文章」は書けるようになります。

伝わる! 文章力が身につく本

伝わる!文章力が身につく本

自分の文章が変だと分かっていても、「どこが変か」を説明できる人は少ないと思います。

この本では「なんか変」「なんか気持ち悪い」という文章のどこがおかしいかを具体的に説明しています。

たとえばこんなふうに理論的に説明しているので、どこを直せばいいかが分かりやすいんですよ。

  • 主語と述語を近づける
  • 修飾語と被修飾語を近づける
  • 読点を感覚で打たない
  • 「が」は逆説のときにしか使わない
  • 何でも「こと」「もの」で片づけない

ここで書かれていることを頭の片隅に入れておくだけでも、自然な文章が書けるようになるでしょう。

「今までほとんど文章を書いたことがない」という人は、ブログを書く前に読んでおきたい基本書です。

150字からはじめる「うまい」と言われる文章の書き方

うまいと言われる文章の書き方

著者:高橋 フミアキ 出版:日本実業出版社

この本では短い文章から長い文章まで、書き方や展開方法を分かりやすく教えてくれます。

ツイッター程度の150字の短文から始まり、自己紹介程度の300字の文章、小論文程度の800字の文章まで段階ごとに解説していきます。

なので、ブログ初心者がステップアップするのにピッタリな内容なんです。

たとえば「キーワードを出してから解説する」「メッセージ+3つの理由+結論」といった9つの文章パターンは、アフィリエイトでもそのまま使えます。

図で説明しているから、読むのが苦手な人でも分かりやすい一冊です。

【中級者向け】アフィリエイト向きの文章を書きたい人に

アフィリエイトはただの作文ではありません。

個人ブログならただの作文でも構いませんが、アフィリエイトで成果を上げるには「目にとめてもらう」「共感してもらう」「納得してもらう」ことが必要です。

ある程度文章が書けるようになったら、アフィリエイト向きの文章を学びましょう。

ただの個人ブログからアフィリエイトの記事へ脱皮したい人には、次の2冊がおすすめです。

人を操る禁断の文章術

人を操る禁断の文章術

著者:メンタリストDaiGo 出版:かんき出版

YouTubeでも有名なメンタリストDaiGoによる、人を動かす文章術です。

実際に人を操るメンタリズムの観点で書かれているから、非常に実践的な内容になっています。

ここで書かれているのは「きれいな文章」や「かっこいい言い回し」ではなく「人を動かす文章」。

たとえば「きれいに書かない」という一見基礎から外れたテクニックは、「人間は理論ではなく感情で動く」というメンタリズムに基づいています。

思いのままに人を動かせる技術は、アフィリエイトのあらゆる場面で活かせます。

伝え方が9割

伝え方が9割

著者:佐々木 圭一 出版:ダイヤモンド社

累計で100万部を超えるベストセラー。第2弾も出ており、広告に携わる者なら必読書と言えるでしょう。

ここで書かれているのは、相手の「ノー」を「イエス」に変える技術。

相手に「イエス」と言わせるには「伝え方」ですべてが決まります。

アフィリエイトでも商品を売るには購入までの心理的障壁を取り除いてあげないといけません。

そのためのテクニックが分かりやすく書かれています。

このテクニックは日常生活でも使えるので、取引相手や好きな人に「イエス」と言わせたい人は読んでおくといいでしょう。

【上級者向け】Webライティングを極めたい人に

中級向けまではWeb以外でも使える文章術でしたが、ここからはWebライティングに特化した本を紹介していきます。

Webは紙媒体と違い、Webならではのテクニックが必要です。

特にスマホで読まれることの多い現代では、スマホを意識した文章を作らないといけません。

ターゲットの心理を読み解き、購入やシェアを促すには体系的なWebライティングの知識が必要です。

そんなWebライティングを極めたい人におすすめの本は次の2冊です。

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—

沈黙のWebライティング

「賢威」の作者であり、株式会社ウェブライダー代表の松尾茂起氏による著書。

ドラマ仕立ての展開で、難しい用語もすんなり頭に入ってきます。

書かれているのは検索エンジンに好かれる文章のコツ。長年SEOで実績を上げてきた松尾氏のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。

実践的な内容だから、そのままアフィリエイトに活用可能。単に読まれる文章ではなく、SEOも意識した文章作りが学べます。

検索エンジンで上位表示できる文章を作るには必読の一冊です。

ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則

ネットで女性に売る

著者:谷本 理恵子 出版:エムディエヌコーポレーション

女性向けのサイトを持っているなら、絶対読んでほしい一冊。第2弾も発売されているベストセラーです。

この本では女性向けのライティングやデザインの基本原則が学べます。

男と女では脳の作りが違うため、男性向けの訴求では女性は動きません。

感覚や雰囲気といった「言葉で説明できないもの」で女性は動いています。

これら女性特有の感情が理論的に説明されている本はこれぐらいでしょう。

女性向けサイトを作っている男性は必ず読んでおきましょう。女性の購買心理についての発見がたくさんあると思います。

文章力は誰でも身につけられる

おすすめのライティング本を6冊紹介してきました。

気をつけてほしいのは、まともな文章を書いたことのない人がいきなりセールスライティングをやろうとしてもうまくいかないということです。

いくら高度なテクニックを使ったとして、そこで書かれている文章がガタガタだとすぐに読者は離れます。

で、僕が見る限りアフィリエイト初心者にはそういう「伝わらない文章」を書いている人が結構いるんですね。

まずは自分がそれに当てはまってないか自問してみてください。

しかし、文章力がないとアフィリエイトはできないのかというと、そうではありません。

練習すれば文章力は誰でも上達します。

僕だって初心者のころにはガタガタで意味の通らない記事を書いていましたしね。

要は「自分の文章が変だ」ということに気づいて、「直していこう」と努力できるかどうかなんですね。

それさえできれば、文章力は向上しますよ。

ここで紹介した書籍を参考にして、文章力アップを目指してくださいね。