好きなジャンルと稼げるジャンル

こんにちは、サンデーです。

アフィリエイト初心者の方から、よくこういう質問を受けます。

「初心者は稼げるジャンルと好きなジャンルのどちらを選ぶのがいいですか?」

うん。最初にどのジャンルを選ぶかは迷いますよね~。

「好きなジャンル」を選ぶと広告プログラムが全然ないケースもありますし、「稼げるジャンル」に参入して早く収入を得たい気持ちも分かります。

しかし僕はあえて言います。

初心者は断然好きなジャンルから始めた方がいいです。

なぜ「好きなジャンル」から始めた方がいいのかをお話しますね。

↓動画でも解説しているのでどうぞ

「稼げるジャンル」を選んで失敗する例

アフィリエイトで「稼げるジャンル」というとクレジットカード、脱毛、FXなどが有名です。

月収100万円以上も狙えるんだから、夢のあるジャンルですよね。

アフィリエイト上級者はよく「こういう稼げるジャンルに参入することが大事」と言っています。

しかし「稼げるから」という理由だけで初心者が激戦ジャンルに参入すると、たいてい失敗してしまうんですよ。

激戦ジャンルには月100万以上稼ぐスーパーアフィリエイターや、組織化して取り組んでいる強者がうじゃうじゃいます。

アフィリエイターだけでなく企業メディアも参入しているので、まさに強豪だらけのレッドオーシャン。

こういうところで初心者が戦いを挑んでも、まず勝ち目はありません。

「その業界で働いていて専門知識がある」というなら話は別ですが、知識もないのにレッドオーシャンに挑むのは竹やりで戦艦に挑むようなもの。

「稼げる」という理由でジャンルを決めてしまうと撃沈するのがオチです。

初心者は「好きなもの」をベースに選んだ方がうまくいきやすいですよ。

「好きなもの」でジャンルを選ぶメリット

「好きなもの」でジャンルを選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。

実は「好きなもの」で選んだ方が稼げるようになる理由があるんです。

濃い情報がSEOに良い影響を与える

「好きなジャンル」で記事を書くと、必然的に内容が濃くなっていきます。

たとえば「釣り」が好きな人が記事を書けば、竿の選び方一つにしても知らない人より濃い記事が書けますよね。

知らないジャンルより知っているジャンルの方が濃い情報を書けるのは当然のこと。

そして、こういう「濃い情報」がSEOに良い影響を与えるんです。

Googleは読者がどういう行動を取るかを見ています。

薄い情報しか書かれていないと読者がすぐ離れてしまうので、直帰率や滞在時間が悪化して検索エンジンの評価は下がります。

浅い知識では上位表示が難しいのに対し、深い知識だと上位表示がしやすくなるんです。

記事を書くのがラク

あなたが男性だとして、いきなり「おすすめコスメ」について2000文字も書けますか?

おそらく500文字も書けば手が止まってしまうんじゃないでしょうか。

知らないジャンルの記事を書くのは苦痛です。

なのに「稼げるジャンル」に参入した人は、知識がないまま無理やり記事を書こうとします。

無理やり書くから薄っぺらい記事ばかりが量産されてしまうんですね。これは検索エンジンにも悪影響です。

ところが「好きなジャンル」で記事を書くと、圧倒的に筆が進みます。

おそらく書くのが段違いにラクなのを実感できるでしょう。

初心者にとって記事を書くのは不慣れな作業。でも、稼ぎたいなら書き続けないといけません。

継続するにはやっぱり「好きなジャンル」を選んだ方が続けやすいんじゃないでしょうか。

「嫌いな勉強は教科書を開くのもイヤだった」という人は、この点を考えてみてください。

調べるのが苦痛ではない

アフィリエイトをするなら、手がけるジャンルの知識は常にインプットしていかないといけません。

でも、「稼げる」というだけでジャンルを選んでしまうと、インプットが苦痛になってしまいがち。

たとえばあなたは興味のない金融や不動産の本を10冊も読めますか?

興味のない勉強を続けるのはなかなか難しいでしょう。

それにアフィリエイトをしていると、実際に商品を買ったり体験したりする場面が出てきます。

そういうときも「好きなジャンル」であれば、体験すること自体が楽しくなります。

アフィエイトは長期戦です。

自分がやって「楽しい」と思えることの方が長続きします。

遠回りなようですが、長く続けられるジャンルを選ぶからこそ、稼げる可能性が生まれるんですよ。

熱い文章がファンを生む

「楽しい」と思えることを記事にすると、文章に想いが乗るようになってきます。

自然と熱い文章になってくるんですね。

実は、この「熱量」が読者の心を惹きつけます。

すると固定ファンがつくようになるんです。

ファンがついたサイトは強いです。

ファンはSNSで拡散したりコメントをくれたりと、サイトの宣伝に一役買ってくれます。

リピート率が上昇するので、SEOにも良い効果があるでしょう。

「興味のないジャンル」では、このような熱のある文章は書けません。

「好きなジャンル」で書くからこそ読者の心に響くんです。

ファンをつかめればアクセスアップなどの良い循環も期待できますよ。

ジャンルに合う広告が見つからないときは

アフィリエイトは「好きなジャンル」で始めるのが良いといっても、そのジャンルに合う広告がないこともあります。

たとえばいくら将棋が好きでも、将棋の広告は見つけにくいですよね。

一般的に本・映画・ゲーム・グルメといった分野は「稼ぎにくいジャンル」と言われています。

しかしこういった「稼ぎにくいジャンル」でも、Googleアドセンスを使えば収益化することは可能です。

Googleアドセンス

Googleアドセンス

Googleアドセンスはクリックで報酬が入るで、アクセスさえ集めればどんなジャンルでも一応対応はできます。

最近はリンクユニットや自動広告という新しい仕組みもできているので、「小銭しか稼げない」というイメージは薄れてきています。

また、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトも昔より稼ぎやすくなっています。

Amazonや楽天なら世の中のほぼ全ての商品を紹介できますからね。

もちろんAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトの報酬は低いです。

しかし初心者にとっては、1円でも「自分の力で稼いだ」という実感を得る方が大事なのではないでしょうか。

「稼げるジャンル」で1円も稼げないでいるより、「好きなジャンル」で数百円稼いだ方が自信につながるでしょう。

「好きなジャンル」を極めていけば、専門家としてセミナーや電子書籍を作ることだって可能です。

自分の商品を持てば、さらにビジネスの幅が広まりますよ。

「マツコの知らない世界」のように、テレビや雑誌の取材を受けるかもしれませんね(笑)。

ライバルがひしめく分野で戦うより、「自分だけが突出している分野」で戦う方が将来につながる理由が分かりましたでしょうか。

アフィリエイトで「稼げるジャンル」と「好きなジャンル」で迷ったときは、「好きなジャンル」で作ってみるのをおすすめします。