安っぽい表現

こんにちは、サンデーです。

いろんな人のブログを見ていると「なんか薄いなぁ」と感じることがありませんか?

薄っぺらい内容に感じるのは、表現のしかたの失敗が原因です。

ブログの記事は内容を濃くすることも大事ですが、表現のしかたを注意しておいた方がいいんです。

いくら内容が良くても表現が安っぽいと「残念なブログ」と見られてしまいます。

ここでは内容が薄っぺらく見られる「ブログの安っぽい表現」を紹介します。

あなたも文章でこんな表現をしていたら気をつけましょう。

こんな表現は安く見られる

「安っぽい表現」といっても、単純に文章が下手なわけではありません。

本人は良かれと思って使っているけど逆効果になってるケースがあるのです。

使い古された慣用句

慣用句やことわざを使うと、品のある文章に見えますよね。

でも、使い古された表現を使うと逆に文章の品位が下がることもあります。

まずは始めてみましょう。千里の道も一歩からです。

僕は彼女が来るのを首を長くして待ちました。

なんだかありきたりに感じませんか?

ことわざや慣用句は便利なので使いがちですが、使い古された文句は逆に薄っぺらさを出してしまいます。

こういった使い古された表現を手垢のついた表現と言います。

手垢のついた表現には、以下のようなものがあります。

  • がっくりと肩を落とす
  • 顔から火が出る
  • 走馬灯のように駆け巡る
  • 気になるお値段は~
  • 絶品の~

全ての慣用句が悪いわけではありませんが、使われ過ぎた表現は文章を陳腐に見せます。

アフィリエイトでは、情報商材アフィリエイターがよく手垢のついた表現を使ってる気がします。

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「豪華か有料級かは自分で判断するしっ!」って反抗したくなるのは僕だけでしょうか(笑)。

手垢のついた表現は自分の言葉に置き換えると新鮮になります。

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  • 5年のキャリアだからこそ教えられる情報です。

すぐに思いつく常套句は使わずに、自分の言葉を考えるクセをつけましょう。

記号や顔文字の乱用

記号や顔文字は微妙な感情を表現したりできて便利です。

アクセントに使えるし、文章をまろやかにする効果もあります。

!、~、(笑)、♪、☆、(^-^)、(;_; などなど・・・

ま、要所要所で使うのはいいんですけどね。

あまりに使いすぎると文章が幼稚に見えます。

これが有名芸能人も使っている噂のサプリメント~!!!これで10kgも痩せるなんて!!(((( ;゚Д゚)))
私も思わず箱買いしました♪(*>∀<)ノ))★

女性ならいいかもしれませんが、男性ならちょっとキツイですよね(笑)。

使うなら、ターゲット読者に合った記号や顔文字を使いましょう。

例えば、僕は「w」や「orz」はあまり使ってません。

若い世代は抵抗ないかもしれないけど、僕みたいなアラフォー世代には「w」や「orz」はちょっと抵抗あるんですよね。

オタク的というか2ちゃんねる的というか(たまには僕も使いますが)。

ネットに親しんでいると麻痺してきますが、一般人でそういう違和感を持っている人は多いです。

一般人を相手にビジネスしているんだから、一般人の感性は忘れないようにしておきたいですね。

同じ語尾を何回も続ける

文章を書き慣れていないと、つい同じ語尾を何回も使ってしまいます。

「です・ます」調で書くにしても「だ」調で書くにしても、同じ語尾を続けると単調な文章になるので注意が必要です。

 僕は文章が苦手でした。国語の授業も嫌いでした。でも、書き続けると書けるようになりました。練習すればできました。

まるで小学生の作文のようですね(笑)。

同じ語尾が3回以上続くと読みにくくなるので、このように変化をつけましょう。

僕は文章が苦手でした。国語の授業も嫌い。でも、書き続けると書けるようになったんです。練習すればできました。

つい「~でした」と書いてしまう人って、「過去だから過去形にしなくちゃ」とガチガチに考え過ぎてるんですよね。

実は日本語って、過去をすべて過去形で表す必要はありません。

同窓会に行くと、昔の友人はすっかり変わっていた。お腹がぽっこり出た人も、髪が薄い人もいる。でも、変わらないものもあった。それは友情だ。

過去形を現在形に置き換えても意味は通じますよね?

現在形にしていても、読者は頭の中で過去に変換して読んでくれるんです。

むしろ現在形で書いた方が、目の前で起こったことのように感じられて迫力が出ます。

語尾に変化をつけて、文章にリズムを持たせましょう。

カタカナ語の乱用

前の会社に「ソリューション」やら「イノベーション」やら、やたらとカタカナ語を使う上司がいました。

本人はカッコつけて言ってるんでしょうけど、みんな陰で「日本語で言ってくれ!」と笑ってました。

アフィリエイトをしていると、ついカタカナ語を使ってしまいますよね。

ただ、カタカナ語は一般人には通じないものも多いです。

一般人を相手にしていることを忘れずに、難しい単語は日本語に置き換えましょう。

  • デフォルト → 初期設定
  • レスポンス → 反応
  • アーカイブ → 保存記録

どうしてもカタカナ語を使うときは(カッコ)で注釈を入れてあげると親切です。

恰好つけずに自分の言葉で書く

手あかのついた表現やカタカナ語を使うのには、どこかに「格好良く見せたい」という気持ちが潜んでいます。

でも、稚拙な表現を使ってしまうと逆に安っぽく見られてしまいます。

無理して背伸びするより、等身大で表現した方がいいんじゃないでしょうか。

自分の頭で考えてこそ、あなただけのオリジナル文章が生まれてきます。

こういったネットでの文章の書き方は↓こちらの記事で紹介している本でも詳しく書かれているので、参考にしてください。