記事を書く

ブログの初めて作る人が、いきなり記事を書き始めてもうまく書けないことが多いでしょう。

記事を書いている途中でつまったり、1記事仕上げるのにすごく時間がかかったり。

僕もブログを始めたばかりのころは、ウンウン唸りながら記事を書いてました。

2~3行書いては止まり、2~3行書いては止まり……。

気づけば1記事に6時間かけてたこともありました。

しかも6時間かけて書いたものを読み直すと、これがひどい文章なんですよ。

つじつまが合ってなかったり話が飛んでいたり、「自分はなんて国語力がないのか!」と情けなくなりましたね・・・。

でも、文章には基本的な型があります。

文章の基本的な知識を知っておくだけでも、ブログの記事はぐんと書きやすくなります。

ここではブログを初めて書く人に向けて、文章の基本的な書き方を解説しますね。

これを知ってから書くだけでも、スピードや質が随分違うはずです。

記事を書く前に準備すること

ブログの記事はいきなり書き始めてはいけません。

記事を書く前に準備が必要です。

僕の場合、記事を書く前に単語だけを並べてプロットを作っています。

まず本を読んだりネットを見たりして参考になった部分を、パパッと単語で書きだします。

自分の考えや体験談を入れるときも、頭の中に浮かんだ言葉をまず単語単位で並べます。

例えばキーワード選定について記事を書いたときは、このようにメモ帳に単語を書き出しました。

単語の羅列

本やネットで「重要かな」と思ったことを、手あたり次第単語で並べるんです。

単語や短い文節で思いつくままに羅列していくのがコツです。

次に抜き出した単語を、つじつまが合うように並べ替えていきます。

その際に段落を考えて、ついでに小見出しもつけていきます。

入れ替えと小見出し

文章の流れ・構成はこのときに考えておきます。 

あとは、このメモを見ながら文章を作っていきます。

記事を書くときはこのメモを見るだけで、もう本やネットは見ません。

こうすれば文章を書いてるうちにつじつまが合わなくなったり、本やネットで調べなおしたりすることがなくなります。

先に単語ベースで文章の構成を決めることが大事なんですね。

このやり方を始めてから僕は書くスピードが速くなり、流れのきれいな記事が書けるようになりました。

「文章を書くのに時間がかかる」「書いた記事がしっくりこない」という人は、ぜひこのやり方を試してみてください。

最も簡単な記事の構成パターン

文章の構成にはいろんなパターンがありますが、ブログの記事では複雑なパターンはいりません。

小学校の作文では文章は「起承転結」で書くよう教わりますが、ブログではほとんど使いません。

「起承転結」とは、このような文章の書き方です。

(起)僕はレストランに行った
(承)僕はオムライスを注文した
(転)ところがオムレツが出てきた
(結)おいしそうだったので気にせず食べた

いわゆる4コマまんがの展開ですね。

しかし、初心者が「起承転結」でブログ記事を書こうとするのは間違いです。

というのも「起承転結」は実際は小説家が使うような、とても高度な技法だからです。

ブログではもっとシンプルな文章構成で書くようにしましょう。

一番シンプルな文章構成とは「結論」→「具体例・体験談」→「結論」という構成です。

一番シンプルな構成

「結論」→「具体例・体験談」→「結論」

ポイントは「結論」を頭に持ってくることです。

例えば「アフィリエイトでは自分がおすすめできる商品を選びましょう」という記事では、このような構成にします。

文章構成

これが最も簡単でシンプルで、読者にとっても分かりやすいし作りやすい構成です。

この「結論が先」という順番さえ守れば、多少表現力がなくても伝わります。

この構成パターンはプレゼンでも使えるので、覚えておいて損はないでしょう。

ブログやプレゼンでは、先に結論を聞いた方が後の話が理解しやすいんです。

まとめ

記事はいきなり書き始めるのではなく、単語単位でメモを書き出して、先に文章校正を考えましょう。

そしてメモを見ながら「結論」→「具体例・体験談」→「結論」という流れで書いていきましょう。

そうすればブログを書くのが初めての人でも、ある程度スラスラと文章が書けるようになります。

こういったライティングのテクニックは下の記事で紹介する本の中にも書かれているので、よければ参考にしてください。